野ブタ。をプロデュース DVD-BOX
出演:
バップ
発売日 2006-04-05
オススメ度:★★★★★
???ベストセラー小説をドラマ化した捻りの利いた異色の青春群像劇。私立隅田川高校2年B組の桐谷修二(亀梨和也)はノリのいい自らを演じることによって、クラスでの人気者のポジションを確立している。そんな修二にとって、とことんウザイ存在としてクラスでも浮きまくっている草野彰(山下智久)には調子を狂わされっぱなしだが、彰は修二のことを親友だと思い込んでいる。そんなある日、小谷信子(堀北真希)という転校生がやって来た。暗くて不気味な信子は早々不良グループからイジメられることに。見かねた修二は彰とともに、イジメられっ子から人気者へと生まれ変わらせるべく、信子をプロデュースすることを引き受ける。
???原作のエッセンスを散りばめつつも、設定やエピソードは随所に読み替えているのだが、むしろ修二や信子はより人間味のある魅力的なキャラクターに深められているあたり、これぞ連続ドラマならではのよさと言えるし、ディテールにまで手厚い脚本の妙には唸るしかない。ほろりとさせるような友情模様や人生訓も意外なほどにてんこ盛りで、シュールでニヒリステックなドラマを予想するといい意味で裏切られることに。亀梨和也、山下智久、堀北真希の好演はもちろん、工夫を凝らした映像美の数々も見逃せない。繰り返し見たくなるような含蓄のあるドラマである。(麻生結一)
特別出演の山P 2006-10-10
原作にはない彰役の山Pは特別出演。このドラマの放送
が始まった当初から、放送が終了した現在も、いたると
ころで話題・問題となっていたのが、その彰役の山Pの
演技についてでした。
山Pが自らああいう雰囲気に役作りしたのか、それとも
脚本・演出の上での彰なのか。あるインタビューの中で
山Pは「ウザさを出すために『だっちゃ』とか、自分が
言われたらウザイって思う台詞を言ったりした」という
ようなことを言っていたことから考えると、彰の演出は
山P本人によるものが大部分を占めているかもしれませ
ん。
あらゆることで話題・問題にされていた山Pの彰の演出。
それは、あの『池袋ウエストゲートパーク』で窪塚洋介
が演じたキングとの類似です。仕草や体の動き、喋り方、
主人公や周囲に対するカラミ方など…。そのほとんどが
窪塚のキングの演技に似ていると思わざるを得ません。
しかし、ドラマとしてはテンポの良さと現代高校生の日常
をリアルに描けていたと思います。
